
ブロガーの皆さんこんにちは。
僕の名はマサオカ。
ブログノウハウや商品レビューの雑記ブログ「マサオカブログ」などを運営して2年。今はしがないアッフィブロリエイターだ。
副業で始めたブログが12ヶ月で7桁を突破し、それから半年後に会社を辞めて専業になりました。現在の収益は確定で100~150万です。
副業時代はとにかく時間が無かったので、いろんな作業を自動化して時短しまくっていまして。
本記事では、マサオカの時短ライティング七つ道具の一つ「ブログ画像のリサイズ作業を高速化するTips」を紹介させていただきます。
いきなりですが。
ブログ用写真、編集するの面倒ですよね。

でも写真の位置情報は削除したいし、サイズ調整しないと読み込みが遅くなるよね…
- ファイル名の変更
- 最適なファイルサイズへの変更
- Exif情報(撮影地情報)の削除
写真1枚ずつ丁寧に。
感謝の気持ちを込めて・・・
リネーム!ッターン!!
サイズ変更!!ッターン!!
Exif削除!!!ッターン!!
淡々とこなす脳死作業。私はとにかく嫌いでした。

この作業が一瞬でできたら、エモいと思いませんか?
本日は、一発で複数画像の「リネーム・サイズ変更・Exif情報の削除」をする方法を紹介します。画像を一括選択して、クリックするだけ。

Mac標準のアプリなので、ソフトをインストールする必要もありません。
この記事を読めば、あなたの画像編集の「めんどくさい」が削減できます。ぜひご覧ください。
※この記事はMacユーザー向けに書かれています。
Automatorで繰り返し作業を自動化
Automator(オートメーター)は、Macに標準搭載されている「繰り返し作業を自動化する」アプリです。
人なら数時間かかる作業も、Automatorが作業を自動化してくれます。

Automatorは、単純作業を代わりにやってくれるソフト!
ブログの画像編集作業をAutomatorにやってもらいましょう。
完成イメージ
ファイル選択して右クリックした時に出てくる項目「サービス」に、Automatorのクイックアクションを追加します。

ここをクリックするだけで、自動化する作業(ワークフロー)が実行されます。
今回、自動化する作業は三つです。
- ファイルをリネームして末尾に連番を付与
- ファイルサイズを変更、横幅をpx指定
- Exif情報を削除する
この設定が終わると、編集したい画像を選択して右クリック>サービス>「ブログ用写真」をクリックするだけで、一括編集できます。
画像変換用Automatorのレシピ
それでは、ここからAutomatorの設定に入ります。お手元のMacを開きましょう。
Winしか持ってない非国民はApple Storeに走ってください。
Automatorの起動
AutomatorはLaunchpadの「その他」フォルダに入っています。
起動しましょう。

1.ワークフローを新規作成する
Automatorを新規書類で開き、「クイックアクション」を選んで「選択」をクリックします。

左側からアクションを探し、右側のワークフローエリアに、動作を登録します。
左サイドバーからアクションを選んで、ドラッグ&ドロップで右のワークフローエリアに入れましょう。

ワークフローのエリアでは、上から下に流れるようにフローが進みます。
アクションを追加する作業中にこのような画面が出てきますが「追加しない」を選んでください。

2.ファイル名を変更して連番付きにする
「Finder項目の名前を変更:連番付きの名前にする」を使ってリネームの設定を行いましょう。
「アクションエリアからファイルとフォルダ」>「Finder項目の名前を変更」を選び、ワークフローエリアにドラッグ&ドロップします。

ドロップダウンメニューから「連番付きの名前にする」を選び、番号の位置と区切り記号を指定します。

「オプション」をクリックし、チェックボックス「ワークフローの実行時にこのアクションを表示」にチェックを入れておくことで、ファイルの頭につく項目名を都度入力できるようにします。

3.ファイルサイズを変更する
「イメージをサイズ調整」で横幅をピクセルで指定しましょう。アクションエリア「写真」>「イメージをサイズ調整」を選び、ワークフローエリアにドラッグ&ドロップです。

ブログテーマによって適切な画像サイズは異なります。自分のブログに最適なサイズを入力します。サンプルでは680pxとしました。

4.イメージのタイプを変更してExif削除
画像からExif情報を削除し、jpg画像に変換しましょう。

Exif情報の削除とjpg変換を分けて行うので、イメージのタイプを変更を二つ用意します。

一つ目で一度BMP形式に変換し、二つ目でJPG形式に変換します。


なんで一回BMP形式にするの?

BMP形式は「Exif情報を保持できない」特徴があります。位置情報を消すためにBMPにしました。
5.Tips:保存先ファイルを指定する
上記では、ファイルを上書きしてリネームする方法を紹介しました。
変換したファイルの保存先を指定することで、元の画像ファイルを保持したままブログ用写真を作成することができます。
以下画像のように、追加しましょう。

- Finder項目をコピー
- 新規フォルダ(ワークフローの実行時にこのアクションを表示にチェックを入れる)
これで、作成した新規フォルダ内に変換後画像を入れることができます。
Finder項目をコピーアクションの備考

作業用のフォルダを作成します。好きな場所に作成してください。
私はピクチャの中に「【作業用】convert」フォルダを作成しています。

新規フォルダアクションの備考
今後のファイル管理のため、変換ファイルのまとまりごとに新しく名前をつけて保存します。
名前の入力のテキスト欄は空の状態にし「ワークフローの実行時にこのアクションを表示」にチェックを入れましょう。

6.名前をつけて保存・完成
ファイル>保存

ファイル名をつけて保存しましょう。このファイル名がアクション名になります。一見しただけで動作がわかる名前にしてください。
「リネーム/リサイズ/Exif削除/jpg)」

以上で設定は完了です。お疲れ様でした。「ファイルを選択」>「右クリック」>「サービス」を確認すると、ワークフローが追加されました。

作成済みクイックアクションの編集
一度作成したクイックアクションの編集について解説します。編集は「システム環境設定」>「キーボード」から行います。

キーボードの「ショートカット」>「サービス」を選択します。追加したクイックアクションが右の一覧の表示されるので、右クリックしてFinderに表示を選んでください。

「システム環境設定」>「キーボード」>「サービス」>「クイックアクションを右クリック」>「Finderに表示」
Finderに表示されたファイルを開くと編集画面に移動できます。自分好みの設定を見つけましょう。
Automatorでライティングを加速させよう!
「ブログ画像のリサイズを高速化する時短テク」の紹介でした。繰り返し手を動かすだけの「誰でもできる作業」を自動化させて、本当に必要な作業に集中しましょう。
この作業だけ見ると小さな時短ですが、チリも積もれば膨大な時間を作り出すことができます。
一度設定しておけばこれから一生楽になるので、ぜひやってみてください。毎日の更新作業を楽にさせるテクニックの紹介でした。
マサオカブログにもブログ関係の記事も公開しています。ぜひご覧ください。

マサオカ(@iMassa07)でした。